| 【総 評】 |
トライアングル2015年シリーズの開幕戦、西日本ディビジョン第1戦「JAPAN 4×4 Cup」が 4月5日(日)奈良県にある「奈良トライアルマウンテン」で開催された。
今シーズンよりレギュレーションを一部改訂し、ディビジョン制を復活させ ここ奈良県の「奈良トライアルマウンテン」で行われる西日本ディビジョンの3戦と 東北仙台の「スポーツランドSUGO」で開催される東日本ディビジョンの3戦が新たにデヴィジョンに設定された。 この改訂により、より多くのエントラントにジャパンファイナルへの出場切符を手に入れるチャンスが増えたわけだ。
トライアングルは今シーズンも、北は北海道から、南は九州まで、全18大会が開催される予定である。 その開幕戦である西日本ディビジョン第1戦。 日本一のオフローダー決定戦ジャパンファイナルへの出場切符を手にするためには、非常に重要な大会となる。 オフロードシーズン開幕、ジャパンファイナル出場を目指すチーム、リベンジを果たしたいチーム、 仲間と一緒に走りたいチーム、各チームの目標に向け、皆さんの精鋭気概に満ちた表情が印象的であった。
27チームのエントリーがあり、3セクション同時スタートで競技を行うため3つのコースを設定。 セクション待機場所、セクション間の移動を考慮し、昨シーズンの奈良トライアルマウンテン戦と同様のセクション配置とし、 本部から手前左手のロックエリア、中ほど右側斜面エリア、そして奥のマッドモーグルエリアでコースメイクを行った。
本部手前の1セク2セクは比較的いつも通りのコースメイクが出来たが、奥のマッドモーグルエリアは、 コース試走車がスタックするほどの凶悪マッドな状態ではあったが、何とか作り上げることができた。 ただし、せっかく作り上げたコースだが、前日夜間に降り続いた激しい豪雨により、コース全体が深い泥沼へと変化。 非常に厳しい選択ではあったが、競技の安全面を最優先し、当日早朝にキャンセルを判断した。
競技は、1セク、2セクの2セクション同時スタートで、昼インターバル後の午後からは、 1セク、もしくは2セクの逆送で、3セクを実施する予定で大会を開催した。
参加チームは、オーバー7300クラスが9チーム、アンダー7300クラスが18チーム、 合計27チームがエントリーした。
1セクは、大会本部より一番手前左手のロックエリアを使用。 スタート、ゴールは近い位置に設定。 Aポイントは、スタート付近の路面の柔らかいエリア。侵入ラインを間違うと、スタックするトラップを仕掛けた。 Bポイントはコースコース奥へと続き途中のロックエリアに設定。ドライバーからは、 ポイントマーカー、失格ポール共に見えなくなるので誘導が必須。 そして、中間チェックポイント、Cポイントは、狭い斜面の上、さらにマッド状態のエリアに設定。 ジムニー等の軽量ショートなクルマは比較的容易に取れそうだが、ロング車には方転が厳しいと思われる。 ポイントマーカー、中間チェックを全体的にばらし、各ポイントに誘導が必須のように設定したため、 初戦からのチームワークを試すには良いコースだったと思う。
2セクは、大会本部より中央右手の斜面エリアを使用した。 スタート、ゴールは、1セクと同様、近くに設定した。 斜面中腹にAポイント、斜面の頂上付近に中間チェックポイント、頂上から下る、V字にBポイント、 そして、ゴール付近の茂みにCポイントを設定。 頂上へ向かう経路は複数あり、チーム内3台がどのタイミングで、どのラインで、どのポイントを取っていくか、 各々のドライビングスキルは元より、チーム内での作戦マネジメントが問われるコース設定とした。 路面コンディションは降雨の影響により、マッディーでかつ、非常にスリッピーであった。 誘導の際、横転方向での立ち位置にて行うチームも散見されたが、極めて危険なため、注意していただきたいと思う。
昼食インターバル時に各チームの代表者に集まってもらい、緊急のドライバーズミーティングを開催した。 そこで、大会の進行状況により、競技を公平、且つ、公正に進めることを考慮し、 現在進行中である1セク2セクのポイントで順位を確定させ、競技を成立させる決断を行った。
マネジメントの不手際で、2つのコースで競技を成立せざる負えない状況になり、 エントラントの皆さんには、非常に申し訳なく、次戦の奈良トライアルマウンテン戦では今回の経験を踏まえ 思う存分走ってもらえるよう、対策を講じるつもりである。
さて、競技の結果のほうだが、 オーバー7300クラス、9チームのエントリー上位3チームを表彰。 3位「グラキャンMC.YYY+B」1セク20ポイント、2セク36ポイントで合計56ポイント。 2位「グラキャンMC.オールドヤンキー」1セク26ポイント、2セク44ポイントで合計70ポイント。 と表彰台2つをグラキャン勢が独占。 そして「OK〜Z!!!」が1セク35ポイント、2セク41ポイント、合計76ポイントを獲得し、見事優勝。 2セクションとも走りきったチームは9チーム4チームのみであった。
つづいて、アンダー7300クラス、18チームがエントリーし上位3チームを表彰。 「チームスプリング�供�1セク39ポイント、2セク33ポイント、合計72ポイント。 「チームActiveジオランダー」1セク42ポイント、2セク30ポイント、合計72ポイント。 獲得マーカーポイント同数でタイム差のみの同ポイント、ホイールベース差で「チームスプリング�供廚�2位獲得。 「A's Racing Advance」が1セク44ポイント、2セク35ポイントで合計79ポイントで優勝。 2位、3位のチームが敬遠していた、2セクのポイントを攻め続けた結果の勝利であった。
降雨により非常に厳しいコース設定ではあったが、大きなトラブルもなく、無事競技を終えることができた。 さて次戦は、4月21日(日)、場所を東北仙台「スポーツランドSUGO」に移し、東日本ディビジョン第1戦を開催する。 この大会も西日本ディビジョンと同様、東北チームの重要な大会となる。 ジャパンファイナルの出場を目指す多くのチームが、エントリーしてくると予想される。盛り上がる大会になりそうだ。
☆リザルトはこちら! http://www.geolandar.jp/try-angle/result/sh_data/17_63_2.pdf
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